作成日:2025.12.03 更新日: 2025.12.29
会費徴収に便利!集金アプリおすすめ10選【無料あり】

集金アプリを導入すれば、会費徴収の負担を大きく減らせます。手作業で入金を確認したり、未払いを追いかけたりする方法はどうしても時間がかかり、担当者の業務が煩雑になりやすいです。確実に集金しながら効率よく管理するには、決済方式や費用の仕組みを理解したうえで適切な集金アプリを選ぶことが重要です。
この記事では、集金アプリの選び方と、おすすめ10サービスを比較しながら紹介します。読み終えるころには、自団体に最適な集金アプリを判断しやすくなり、ミスの少ない集金体制を整えられるでしょう。
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- ◆ 24時間365日対応の多彩な決済方法
- ◆ 導入しやすく、低コストで運用可能
目次
集金アプリの選び方

集金アプリを選ぶ際は、決済手段、セキュリティ、入金サイクル、サポートなど複数の要素が業務効率に直結するため、特徴を比較しながら自社に適したアプリを検討することが重要です。
以下では、特に重要な判断基準を4つの観点から詳しく解説します。
- ▼集金アプリの選び方
- 集金頻度に合っているか確認する
- 対応する決済方法(クレジット・QR・口座振替)を比較する
- 手数料・月額費用のバランスを見る
- サポート体制やセキュリティの信頼性を確認する
集金頻度に合っているか確認する
集金アプリは、集金頻度に合わせて選ぶことが重要です。
月次徴収が中心なら自動課金に強いアプリが向いており、請求忘れや入金漏れを防げます。一方、年一回の年会費が中心なら、単発決済に適したアプリのほうが費用を抑えやすいです。イベント参加費のように不定期の支払いが発生する場合は、複数の決済方法に対応したアプリが便利です。
頻度とアプリの仕組みが合わないと、管理作業が増えて負担が大きくなるため注意が必要です。集金の発生サイクルを整理し、それに適した課金方式を備えたアプリを選ぶことで、作業効率を高めながら確実な入金管理が実現できます。
対応する決済方法(クレジット・QR・口座振替)を比較する
決済方法の違いは、集金アプリの使いやすさと費用に直結します。
例えば、クレジットカードは継続課金に強く、月謝や会費の徴収を安定させやすい点が特徴です。QRコード決済はスマホ利用者に適しており、利用者の操作負担を軽減できます。口座振替は未払いリスクが低く、安定した徴収が求められる学校や教室で広く使われています。
各決済方式には手数料の違いがあるため、徴収額や利用者層に合わせた選定が必要です。
手数料・月額費用のバランスを見る
集金アプリを検討する際は、決済手数料と月額費用の両方を比較しましょう。
決済手数料は「利用者が支払う金額」に対して発生するため、徴収額が大きい団体ほど負担が増えやすいです。一方、月額費用はアプリの利用料として固定で発生するため、会員数が多い組織ではコストを抑えやすいです。
また、入金サイクルの違いにより資金繰りへ影響が出るため、入金タイミングも併せて確認する必要があります。
サポート体制やセキュリティの信頼性を確認する
集金アプリは金銭と個人情報を扱うため、サポート体制とセキュリティの質が重要です。
特に、利用者からの問い合わせが多い団体では、問題発生時に迅速に対応できるサポートが欠かせません。電話やメールだけでなく、チャット対応や業務時間外のサポート有無も判断材料になります。
また、セキュリティの仕組みも確認すべきです。通信の暗号化、PCI DSS 準拠、アクセス権限管理、ログ監査などの体制が整っているアプリは、情報漏えいリスクを低減できます。
集金アプリおすすめ10選【無料あり】

集金アプリは、決済方法や費用、サポート体制が大きく異なるため、特徴を比較しながら選ぶ姿勢が重要です。
ここでは、会費徴収や月謝管理で広く利用されている10種類のアプリを、課金方式や対応決済手段などの観点で比較します。
▼集金アプリ比較表
※気になるアプリ名をクリックすると詳細に移動できます
シクミネット|会費管理と決済を一元化できる

引用元:シクミネット
シクミネットは、集金アプリの中でも会費徴収と会員管理を一体運用できる点が強みです。
定期的な会費徴収が発生する団体向けに設計されており、入金管理や更新作業を自動化できます。特に、NPO法人、地域コミュニティ、協会ビジネス、スクールなど、会員数が多い団体では大きな効果を発揮します。
決済方法は幅広く、クレジットカード、コンビニ決済、口座振替、Pay-easyに対応しており、集金方法を多様化したい団体にも適しています。
PayPay for Business|スマホ決済に強いシステム

PayPay for Businessは、スマホを使った集金に強いサービスです。QRコードを読み取るだけで決済が完了するため、現金を扱いたくない団体やイベント運営者に適しています。
利用者側の操作が簡単で、アプリの普及率も高いため、集金時の説明負担を抑えられる点が利点です。導入費用は無料で、決済手数料のみで運用できるため、小規模団体や単発イベントの集金にも向いています。キャッシュレス化により、集金時の金銭トラブルを防ぎやすく、会計処理の手間も削減できます。
STORES 予約|予約と同時に決済まで完結

引用元:STORES予約
STORES予約は、予約管理と集金を同時に運用できるクラウド型システムです。
多業種で利用されており、予約受付と決済処理を一体化したい事業者に適しています。無料のフリープランから始められ、月額9,790円のスモールプランでは、月謝制や回数券、事前決済などの機能を利用でき、教室やスクール運営で発生する繰り返しの集金も効率化できます。
操作画面は非常にシンプルで、導入後すぐに現場へ定着しやすい点も魅力です。
formrun|フォーム作成と集金を同時に行える

引用元:formrun
formrunは、フォーム作成とオンライン集金を同時に扱えるクラウド型ツールです。デザイン性と操作性に優れており、問い合わせや申込だけでなく、会費徴収やイベント参加費の集金フォームも簡単に作成できます。
ドラッグ&ドロップでレイアウトを調整できるため、専門知識がなくても整ったフォームを短時間で構築可能です。Stripeを利用したカード決済に対応しており、集金アプリとして必要なオンライン決済機能を備えている点も強みです。
サブスクペイ|定期課金・月謝徴収に最適

引用元:サブスクペイ
サブスクペイは、継続課金や月謝徴収を自動化したい団体に適した集金アプリです。自社サイトと連携して会員登録から決済までを一体化できるため、オンライン上で会費徴収の仕組みを構築したい企業やスクールに向いています。
決済方法は幅広く、クレジットカード、口座振替、コンビニ決済、銀行振込に対応しており、会員の支払手段を柔軟に選べる点が強みです。
会費ペイ|学校・習い事の集金特化

引用元:会費ペイ
会費ペイは、会費徴収に特化したクラウド型の集金アプリで、学校や習い事教室のように月謝徴収が必ず発生する団体に適しています。フィットネスジム、学習塾、オンラインサロン、学会など、定期的な集金を必要とする幅広い業種で導入されており、導入実績は1万件を超えています。
会員登録フォームの設置、会員情報の自動反映、月額課金、決済通知までの流れを自動化できるため、担当者の作業負担を大幅に削減できます。
Smart Hello|クラウド会員管理と決済を連携

引用元:Smart Hello
Smart Helloは、会員制施設の運営を一元管理しながら集金業務も効率化できるクラウド型システムです。ジムやスクール、公共施設など多拠点展開が前提のビジネスで利用されています。
会員情報、出席データ、決済状況を統合管理できるため、紙や複数システムで運用している施設でも移行しやすい設計です。決済機能と連携することで、月謝や会費の徴収を自動化でき、入金確認や督促の手間も減らせます。
hacomono|フィットネス・教室の月謝管理に強い

引用元:hacomono
hacomonoは、月謝管理を中心としたリアル店舗向けの統合型システムです。会員管理、予約、決済に加え、スクール管理や在庫管理まで一つのプラットフォームで連携できる点が特徴です。
決済はクレジットカードや口座振替に対応し、月謝徴収を自動化することで入金確認の負担を減らせます。
月額パンダ|月額決済の導入が簡単に行える

引用元:月額パンダ
月額パンダは、月謝や会費などの定期集金に特化したクラウド型の自動決済システムです。初期費用と月額固定費が不要で、利用が発生した月のみ手数料を支払う従量課金型の料金体系が特徴です。会員数が少ない教室や立ち上げ段階の団体でも導入しやすく、無駄な固定コストを抑えながらスタートできます。
未払い者への自動督促メールにも対応しており、集金業務の負担を減らせます。
アプラス集金代行|口座振替で確実に集金できる

引用元:アプラス集金代行
アプラス集金代行は、口座振替による確実な集金を重視する団体向けのサービスです。金融機関との振替処理を代行し、請求から入金確認までの流れを自動化できるため、毎月の会費や月謝を安定して徴収したい組織に適しています。学校、協会、自治体関連団体など、現金管理の負担を減らしたい組織で広く導入されています。
また、口座情報は金融機関の基準に沿って処理されるため、セキュリティ面でも安心です。
集金アプリを導入するメリット

集金アプリを導入すると、入金管理に関わる負担を大幅に減らせます。決済処理や入金確認を自動化することで、作業効率と徴収の確実性を同時に高められます。
ここでは、集金アプリが提供する主要なメリットを4つ紹介します。
- ▼集金アプリを導入するメリット
- 入金確認・管理の手間を大幅に削減できる
- 未払い・催促のストレスを減らせる
- キャッシュレス対応でトラブルを防げる
- 会計処理や経理システムと連携しやすい
入金確認・管理の手間を大幅に削減できる
集金アプリの最大のメリットは、入金確認と管理業務を自動化できる点です。。従来の銀行振込や現金回収では、入金照合や記録作業が手作業となり、担当者の負担が大きくなりやすいです。集金アプリを利用すると、決済完了情報が自動で登録され、会員ごとの入金状況を一覧で確認できます。
また、月謝や会費のように毎月発生する支払いは、自動課金によって請求忘れを防げます。複数拠点を運営する団体でも集金データを統合でき、担当者間の情報共有も円滑になります。
未払い・催促のストレスを減らせる
集金アプリは、未払いの発生を抑えつつ、催促のストレスも軽減します。
従来の振込方式では、支払い忘れが起きやすく、担当者が個別に連絡する負担が大きくなります。集金アプリは、決済日が近づくと自動でリマインドを送信でき、未払いを早期に防ぐことが可能です。
さらに、自動課金や口座振替を採用することで、利用者が手動で支払う必要がなくなり、支払い率が大幅に向上します。未払いが発生した場合も、自動督促メールや再請求機能を使ってスムーズに対応できます。
キャッシュレス対応でトラブルを防げる
集金アプリを導入すると、現金管理に伴うトラブルを防ぎやすくなります。
現金での集金は受け渡し時の紛失リスクが高く、集金額の誤計算や管理ミスも発生しやすいです。キャッシュレス決済を採用することで、リスクをゼロに近づけられます。
また、クレジットカード、QRコード、口座振替など複数の決済手段を選べるため、利用者も支払いを行いやすくなります。決済内容は自動でシステムに記録され、金額がずれる心配もありません。さらに、領収証の自動発行や履歴の保存によって、後日の確認作業もスムーズになります。
会計処理や経理システムと連携しやすい
多くの集金アプリは会計システムとのデータ連携に対応しており、経理処理の効率化に直結します。入金データは明細として自動で出力でき、会計ソフトへのインポートも簡単に行えます。
また、月次処理や年度末処理で必要となる集金データを整った形で抽出できるため、決算作業の負担も軽くなります。団体の規模が大きくなるほど会計データは複雑化しますが、集金アプリのデータ連携を活用することで管理の一貫性を保てます。
集金アプリ導入時の注意点

集金アプリは便利な一方で、導入時に確認すべき要素も多くあります。費用構造、データ管理、運用開始直後のチェック体制などを把握していないと、予定外の手間やコストが発生する可能性があります。
ここでは、導入前に必ず押さえるべき注意点を紹介します。
- ▼集金アプリ導入時の注意点
- 決済手数料や入金サイクルを事前に確認する
- 会員データ・口座情報の管理体制を整える
- 導入初期は手動チェックとの併用でミスを防ぐ
決済手数料や入金サイクルを事前に確認する
集金アプリを導入する際は、決済手数料と入金サイクルの確認が欠かせません。決済手数料は決済方法によって異なり、カード決済は手数料が高く、口座振替は比較的低い傾向があります。徴収額が多い団体では、手数料の差が年間コストに大きく影響します。
入金サイクルも重要で、翌月払い、週次払い、即時入金などサービスごとに異なります。資金繰りを安定させたい場合は、入金までの期間を必ず確認しましょう。
会員データ・口座情報の管理体制を整える
集金アプリは個人情報と決済情報を扱うため、データ管理体制の確認が必要です。会員の氏名や住所だけでなく、口座情報や決済履歴も扱うため、適切なアクセス権限の設定と情報保護が欠かせません。
クラウドサービスの場合、データは外部サーバーに保管されるため、暗号化や通信保護の仕組みを備えたサービスを選ぶことが重要です。
導入初期は手動チェックとの併用でミスを防ぐ
集金アプリを導入した直後は、システムと既存の運用が完全に一致していないケースがあります。そのため、運用初期は手動チェックを併用し、データのずれや設定ミスを早期に発見する姿勢が重要です。
自動課金や口座振替のスケジュール設定が誤っていると、二重請求や請求漏れにつながる可能性があります。月謝制の団体では特に注意が必要で、初月の徴収状況を細かく確認しておくとトラブルを防ぎやすくなります。
利用者からの問い合わせが増えるタイミングでもあるため、サポート体制を確認し、対応手順を決めておくとスムーズです。
集金アプリに関するよくある質問

集金アプリの導入を検討すると、決済方法やセキュリティ、利用対象の範囲に関する疑問が生じやすいです。ここでは、導入前に多くの団体が抱える質問に回答します。
- ▼集金アプリに関するよくある質問
- 複数の支払い方法を同時に使える?
- セキュリティ面は安全?
- 法人以外(個人・団体)でも導入できる?
複数の支払い方法を同時に使える?
多くの集金アプリは、複数の決済方法を同時に利用できます。クレジットカード、口座振替、QR決済、コンビニ決済などを併用することで、会員の支払いやすさを高められます。
複数手段を使えることで、支払い方法を限定せず運用できるため、催促の発生を抑えやすい点も利点です。ただし、サービスによって対応している決済手段が異なるため、必要な決済方式を事前に確認する姿勢が欠かせません。
セキュリティ面は安全?
集金アプリは個人情報と決済情報を扱うため、セキュリティの高さが重要です。優れたサービスは、通信の暗号化、権限管理、ログ監査、二段階認証などの仕組みを備えています。カード情報を扱う場合、PCI DSSへの準拠が安全性の指標となります。
さらに、サービス提供企業のサポート体制や障害発生時の対応方針も確認しておくと、トラブル時の不安を軽減できます。
法人以外(個人・団体)でも導入できる?
集金アプリは法人だけでなく、個人事業主や任意団体でも導入できます。教室運営者、サークル、NPO法人、地域コミュニティなど、定期的な集金が発生する組織で広く利用されています。多くのサービスは法人登記を必須としておらず、個人名義の銀行口座での利用を認めている場合もあります。
ただし、決済代行会社の審査基準はサービスごとに異なり、業種や取り扱う金額によって審査内容が変わることがあります。導入前には利用規約や対応条件を確認しましょう。
まとめ|集金アプリで業務を効率化し、ミスのない集金体制を作ろう

本記事では、集金アプリの選び方と主要サービスの特徴を整理し、導入メリットや注意点を詳しく解説しました。
集金アプリを活用すると、入金確認の自動化や未払い防止に加えて、会計処理の効率化も進みます。決済方法や費用構造はサービスごとに異なるため、集金頻度や団体規模に合う仕組みを選ぶことが重要です。
安全性を確保するためには、セキュリティ対策やサポート体制の確認も欠かせません。適切なアプリを導入することで、会費徴収の負担を減らし、安定した運営基盤を築けます。









会費徴収機能・イベント申込機能・メール配信機能を備えた会員管理システム「シクミネット」を開発・販売するしゅくみねっと株式会社のコラム編集部です。豊富なシステム導入実績に基づいた、会員管理に関する情報を幅広く発信しています。