作成日:2025.11.11 更新日:
スクール向け会員管理システムおすすめ15選|機能・費用をまとめて紹介

スクール運営では、会員情報、出欠、月謝、連絡対応などの管理が複雑になりやすいです。紙やエクセルでの管理は更新漏れや重複が起こりやすく、業務負担の原因となります。
こうした課題を解決する手段として注目されているのが「スクール向け会員管理システム」です。
本記事では、導入の目的や費用の目安、教室規模に合わせたおすすめ15選を紹介します。最適なシステムを導入することで、教室運営の質を高めながら、講師やスタッフの負担を軽減できます。
目次
- 1 スクール会員管理システムの選び方
- 2 スクール会員管理システムおすすめ15選
- 2.1 シクミネット|会員・請求・イベント運営を一括管理
- 2.2 hacomono|入会・出欠・振替・月謝をクラウドで運用
- 2.3 Smart Hello|クラウド会員管理。月額1万円から利用可
- 2.4 サブスクペイ for スクール|定期課金型スクール運営向け
- 2.5 スク×スク|スクール相互運営支援を意図した管理システム
- 2.6 会費ペイ|入会申込・請求・決済を自動化する会費管理システム
- 2.7 wagaco|塾・習い事向け業務を一元管理できるICTツール
- 2.8 コドモン(CoDMON)|保育園・学童・スクールで使える
- 2.9 STORES予約|月謝制スクールにも対応する多機能予約管理システム
- 2.10 SCHOOL MANAGER|生徒・講師・会費を統合管理
- 2.11 スコラプラス|学習塾やスクール運営を効率化
- 2.12 Platinum School|スクール業務を包括的に管理できる
- 2.13 マイクラス|英会話や音楽教室など多業種に対応
- 2.14 Sgrum|スポーツスクールやチーム運営に強い
- 2.15 DEKITA|生徒の学習進捗や目標管理を見える化
- 3 スクール会員管理システムに関するよくある質問
- 4 まとめ|スクール会員管理システムで教室運営を効率化しよう
スクール会員管理システムの選び方

スクール会員管理システムは、導入目的や教室の規模、運用スタイルによって最適なものが異なります。まずは「なぜ導入するのか」を明確にし、業務内容に合うシステムを選ぶことが重要です。
ここでは、導入時に確認すべき5つの視点を詳しく解説します。
- ▼スクール会員管理システムの選び方
- 導入目的を明確にする(出欠・請求・連絡など)
- 教室の規模に合う機能を確認する
- クラウド型かオンプレ型かを比較する
- 導入コスト・月額費用の目安を把握する
- 無料トライアルで使いやすさを確認する
導入目的を明確にする(出欠・請求・連絡など)
最初に整理すべきは、システムを導入する目的です。出欠管理や月謝請求、会員情報の共有など、スクールによって必要な機能は異なります。
例えば、出欠や振替の管理を効率化したい場合は、スマートフォンから操作できるクラウド型が適しています。請求や決済の自動化を重視するなら、口座振替やクレジット決済に対応したツールを選ぶとよいでしょう。
目的を明確にしておくことで、不要な機能に費用をかけず、運営の軸に合った最適なシステムを導入できます。
教室の規模に合う機能を確認する
導入効果を最大化するには、教室の規模に適したシステムを選ぶことが大切です。個人経営の教室では、シンプルで低コストなツールが向いています。
一方で、生徒数が100名を超えるスクールでは、講師別・クラス別の管理機能やレポート出力が必要になります。
複数拠点を運営する場合は、全校舎のデータをリアルタイムで共有できるクラウド型が有効です。導入後の拡張性も考慮し、成長に合わせて機能を追加できるか確認しましょう。
クラウド型かオンプレ型かを比較する
スクール会員管理システムは「クラウド型」と「オンプレミス型」に分かれます。
クラウド型はインターネット環境があればどこでも使え、更新やバックアップも自動で行われます。初期費用が抑えられ、IT担当者がいない小規模スクールでも導入しやすい点が強みです。
一方、オンプレミス型は、自社サーバーにシステムを構築する方式で、データを完全に手元で管理できます。
コストや柔軟性を考慮すると、現在はクラウド型を選ぶスクールが主流です。複数拠点やオンライン授業に対応する場合にも適しています。
導入コスト・月額費用の目安を把握する
スクール会員管理システムの費用は、導入形態や機能数によって大きく異なります。クラウド型の場合、初期費用は無料〜数万円、月額費用は5,000円〜3万円が一般的です。オンプレミス型はサーバー構築やライセンス費がかかり、初期費用で数十万円以上かかるケースもあります。
重要なのは、料金だけでなく「費用に含まれる範囲」を確認することです。サポート対応やアップデートが月額料金に含まれているか、追加費用が発生するかを事前に比較しましょう。
無料トライアルで使いやすさを確認する
スクール会員管理システムは、機能よりも「使いやすさ」が導入後の定着を左右します。無料トライアル期間を活用し、講師やスタッフが直感的に操作できるかを確認しましょう。特に、生徒情報の登録や出欠確認、請求処理がスムーズに行えるかが重要です。
スマートフォンやタブレット対応も欠かせません。授業中や外出先でも情報共有できるシステムなら、運営の柔軟性が高まります。さらに、サポート体制やマニュアルの充実度もチェックし、導入後の不安を減らすことが大切です。
スクール会員管理システムおすすめ15選

スクールの運営スタイルや規模によって、最適な会員管理システムは異なります。
ここでは、出欠管理・請求・連絡機能を中心に、使いやすさとコストのバランスに優れた15サービスを紹介します。各ツールの特徴を比較しながら、自校に最も合うシステムを見つけてください。
▼スクール会員管理システム比較表
※気になるサービス名をクリックすると詳細に移動できます
シクミネット|会員・請求・イベント運営を一括管理

引用元:シクミネット
シクミネットは、スクール運営に必要な会員情報管理・請求処理・イベント受付・メール配信を一元化できるクラウドシステムです。管理画面は直感的で、講師や事務スタッフなど誰でも簡単に操作できる設計になっています。入会申込から月謝の自動請求、出欠確認までをオンラインで完結できるため、紙やExcelによる手作業を大幅に削減できます。
また、生徒や保護者向けのマイページを通じて、出欠状況や支払い履歴をリアルタイムで共有可能です。代理入力機能も備えているため、小さな教室から複数拠点を持つ大規模スクールまで柔軟に対応できます。
hacomono|入会・出欠・振替・月謝をクラウドで運用

引用元:hacomono
hacomonoは、入会・出欠・振替・決済などの運営業務を一括で管理できるクラウド型スクールシステムです。
フィットネスやヨガ教室をはじめ、学習塾・英会話・ダンススクールなど幅広い分野で導入が進んでいます。オンライン入会から決済、会員マイページでのスケジュール管理までを自動化でき、紙や電話での対応を減らせます。
最大の特徴は、月謝やチケット販売などのキャッシュレス決済に強い点です。クレジットカード決済の自動引き落とし機能を備えており、請求漏れや入金確認の手間を削減できます。
Smart Hello|クラウド会員管理。月額1万円から利用可

引用元:Smart Hello
Smart Helloは、店舗型スクールや教室運営を効率化できるクラウド型会員管理システムです。
予約・会費徴収・来場記録などを一元管理でき、手作業中心だった管理業務をオンラインで完結できます。フィットネスクラブや英会話教室、学習塾、スタジオ運営など、幅広い業態で導入が進んでいます。
タブレットやスマートフォンから操作できるため、現場スタッフがその場で情報を更新できるのも利点です。出欠や予約の確認、会費の入金状況をリアルタイムで把握でき、事務作業の負担を大幅に軽減します。
サブスクペイ for スクール|定期課金型スクール運営向け

引用元:サブスクペイ for スクール
サブスクペイ for スクールは、月謝や受講料などの定期課金を自動化できるスクール専用の決済システムです。オンライン決済を中心に、口座振替・クレジットカードなど多様な支払い方法に対応しており、入金確認や請求処理の手間を大幅に減らせます。
スクール運営で発生しやすい「入金漏れ」「請求忘れ」「集計ミス」といった課題を解消できる点が強みです。自動引き落とし機能により、毎月の会費徴収を確実かつスムーズに行えます。
スク×スク|スクール相互運営支援を意図した管理システム

引用元:スク×スク
スク×スクは、スクール同士の情報共有と相互支援を目的に開発された会員管理システムです。会員情報や出欠記録、請求処理を一元化できるほか、複数スクール間でのイベント連携や合同運営にも対応しています。特に、複数校を展開する教育グループや、提携スクールとの共同企画を行う団体に最適です。
システムはクラウド型で、講師や事務スタッフがどこからでもアクセス可能です。生徒の出席状況や入金履歴をリアルタイムで確認でき、拠点をまたいだ運営を効率化します。
会費ペイ|入会申込・請求・決済を自動化する会費管理システム

引用元:会費ペイ
会費ペイは、会員管理と決済を一体化できるクラウド型会費管理システムです。入会申込から月謝の請求、入金確認までの流れをすべて自動化でき、スクール運営の事務負担を大幅に軽減します。入金漏れや未納の確認作業も不要になり、効率的な資金管理を実現できます。
また、未納者への自動リマインドメール配信機能を搭載しており、手動での連絡作業をなくせます。
wagaco|塾・習い事向け業務を一元管理できるICTツール

引用元:wagaco
wagacoは、塾や習い事教室の運営に必要な業務を一元管理できるクラウド型ICTツールです。会員情報の登録、出欠管理、請求処理、連絡配信をまとめて行えるため、教室運営に関わる事務作業を大幅に効率化できます。
特徴は、教育現場の声を反映した使いやすい設計にあります。保護者連絡や月謝管理、生徒カルテなどをクラウド上で共有でき、講師・事務・保護者の三者間で情報をリアルタイムに更新可能です。
コドモン(CoDMON)|保育園・学童・スクールで使える

引用元:コドモン(CoDMON)
コドモン(CoDMON)は、保育園・学童・スクールなどの現場で使われているクラウド型業務支援システムです。登降園管理、連絡帳、請求処理、指導計画の作成など、教育・保育現場に必要な機能を幅広くカバーしています。全国の自治体・教育機関にも導入されており、信頼性の高いシステムとして知られています。
特に、タブレットやスマートフォンで簡単に操作できる点が強みです。職員はリアルタイムで出欠や連絡内容を共有でき、保護者もアプリを通じて出欠連絡や請求確認を行えます。
STORES予約|月謝制スクールにも対応する多機能予約管理システム

引用元:STORES予約
STORES予約は、スクール運営に必要な予約管理や顧客管理を一体化できるクラウド型システムです。もともと店舗・サロン向けに開発されましたが、近年は学習塾や音楽教室、ダンススクールなど、定期レッスンを行うスクールでも多く利用されています。
特徴は、レッスン予約・決済・顧客管理をオンラインで自動化できる点です。受講生はスマートフォンから24時間いつでも予約やキャンセルができ、講師はスケジュールを自動で確認可能です。
SCHOOL MANAGER|生徒・講師・会費を統合管理

引用元:SCHOOL MANAGER
SCHOOL MANAGERは、スクール運営に必要な生徒・講師・会費情報を一元管理できるクラウド型システムです。出欠管理、請求、支払、クラス編成、講師シフトなど、教室運営に関わるあらゆるデータをオンラインで整理できます。特に、複数の教室を運営している団体や、講師数の多いスクールでの導入実績が豊富です。
管理画面はシンプルで、誰でも直感的に操作できます。生徒の出席履歴や請求状況をリアルタイムで把握でき、集計やレポートの自動作成にも対応。講師のシフト管理や報酬計算を自動化することで、事務負担を軽減します。
スコラプラス|学習塾やスクール運営を効率化

引用元:スコラプラス
スコラプラスは、学習塾や各種スクールの業務を一括で管理できるクラウド型スクール管理システムです。
出欠・成績・請求・講師シフトなどのデータをまとめて管理でき、煩雑になりがちな事務処理を効率化します。小規模な個人塾から多教室展開を行う法人スクールまで、幅広い規模で導入されています。
直感的な操作性に加え、保護者との連絡機能やメール配信にも対応しており、コミュニケーションの円滑化にも貢献します。さらに、生徒ごとの成績や授業履歴を蓄積・分析できるため、学習進捗の可視化や指導方針の改善にも活用可能です。
Platinum School|スクール業務を包括的に管理できる

引用元:Platinum School
Platinum Schoolは、スクール運営に必要な業務をすべてカバーする統合型のクラウドシステムです。
会員情報、出欠、請求、売上管理、講師スケジュールなど、運営業務を一括で処理でき、データを自動で連携・更新します。学習塾、英会話教室、スポーツクラブなど、幅広い分野で導入されています。
特に優れているのが、請求・入金管理の自動化と、レッスン別の収支分析機能です。各クラスや講師単位での収益を可視化でき、経営判断に必要なデータを即座に把握できます。
マイクラス|英会話や音楽教室など多業種に対応

引用元:マイクラス
マイクラスは、英会話教室・音楽教室・学習塾・文化教室など、多様なスクール運営に対応したクラウド型管理システムです。
生徒管理、出欠、請求、講師スケジュール、保護者連絡など、日々の業務を一つのプラットフォームで完結できます。直感的に操作できるシンプルなUIで、IT初心者でも導入しやすい設計です。
レッスン内容や出席履歴を個別に記録でき、生徒ごとの学習履歴を見える化できます。
Sgrum|スポーツスクールやチーム運営に強い

引用元:Sgrum
Sgrumは、スポーツスクールやチーム運営に特化したクラウド型会員管理システムです。
生徒や保護者の連絡管理、出欠登録、会費決済、スケジュール共有など、チーム運営に必要な機能を一元化しています。サッカー・野球・バスケットボール・ダンスなど、あらゆる競技のスクールに導入実績があります。
特徴は、保護者アプリと指導者向けアプリが連携している点です。保護者は出欠連絡や支払い確認をスマートフォンで簡単に行え、指導者はリアルタイムで出席状況や会費の入金状況を確認可能です。
DEKITA|生徒の学習進捗や目標管理を見える化

引用元:DEKITA
DEKITAは、生徒一人ひとりの学習進捗や目標達成度を見える化できる教育支援システムです。
学習塾や個別指導教室、通信教育スクールなどで広く活用されており、授業記録や評価、課題の管理をデジタル化できます。紙やエクセルでの成績管理から脱却し、指導の質と業務効率を同時に高められる仕組みです。
特徴は、学習履歴を講師・生徒・保護者がリアルタイムで共有できる点です。講師は授業内容や理解度を記録し、保護者は専用アプリから学習進捗を確認可能です。
スクール会員管理システムに関するよくある質問

スクール会員管理システムを導入する前に、多くの運営者が抱く疑問をまとめました。導入目的や費用、利用範囲を理解することで、自校に最適なシステムを選びやすくなります。
- ▼スクール会員管理システムに関するよくある質問
- スクール会員管理システムとは何ですか?
- スクール会員管理システムを導入するメリットは何ですか?
- 導入費用の目安はどのくらいですか?
- 講師やスタッフも同時に利用できますか?
- どのようなスクールに向いていますか?
スクール会員管理システムとは何ですか?
スクール会員管理システムとは、生徒・講師・保護者に関する情報を一元管理し、運営業務を効率化するクラウドツールです。
出欠、請求、スケジュール、保護者連絡など、教室運営に必要な作業をオンラインで完結できます。従来の紙やエクセルでの管理をなくし、ミス防止と業務時間の削減を実現します。
スクール会員管理システムを導入するメリットは何ですか?
最大のメリットは、事務作業の削減とデータ共有のスピード化です。出欠や請求情報を自動更新できるため、スタッフの負担を軽減します。
また、保護者アプリなどを通じて連絡を一元化でき、コミュニケーションの質も向上します。会計ソフトや決済サービスと連携できるシステムを選べば、経理業務の自動化も可能です。
導入費用の目安はどのくらいですか?
料金はシステムの規模と機能によって異なりますが、初期費用0〜数万円・月額5,000〜30,000円前後が一般的です。
小規模教室では無料プランから始められるサービスもあります。多拠点運営や分析機能が必要な場合は、有料プランを選ぶと安定的に運用できます。
講師やスタッフも同時に利用できますか?
ほとんどのシステムで、複数アカウントによる同時利用が可能です。
講師が出欠や授業記録を登録し、事務スタッフが請求や連絡を担当するなど、役割ごとにアクセス権を設定できます。チーム全体でデータを共有できるため、ミスや情報の重複を防げます。
どのようなスクールに向いていますか?
学習塾、英会話、音楽教室、スポーツクラブ、習い事教室など、月謝制や予約制のスクール全般に対応しています。
特に、出欠・請求・保護者連絡を効率化したい教室や、複数拠点を運営する法人スクールにおすすめです。
スクールの会員管理を効率化したい方へ
まとめ|スクール会員管理システムで教室運営を効率化しよう

本記事では、スクール運営を支える会員管理システムの選び方とおすすめ15選を紹介しました。出欠・請求・連絡を一元化できるシステムを導入すれば、事務負担を減らし、生徒や保護者への対応品質を高められます。
クラウド型を中心に、スマートフォン対応や自動決済など利便性の高いサービスが増えており、規模や目的に合わせて最適なものを選ぶことが重要です。業務を効率化することで、講師やスタッフが本来の教育活動に集中できる環境を実現できます。









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