作成日:2025.09.05 更新日:
【無料あり】おすすめの会員管理システム10選|選び方のポイントも解説
会員情報や会費を手作業で管理すると、入力ミスや対応遅れが発生しやすく、業務効率や信頼性に大きな影響を与えます。団体や企業が円滑に活動を続けるためには、会員管理システムの導入が不可欠です。
会員管理システムは無料版から有料版まで幅広く提供されているので、団体の規模や運営目的に合うシステムを見極めて選ぶことが大切です。
本記事では、無料で使えるサービスから高機能な有料サービスまでを整理し、選定時に注目すべきポイントを解説します。
会員管理を効率化したい方へ
目次
無料で使えるおすすめの会員管理システム5選
無料で利用できる会員管理システムは、コストを抑えながら効率化を進めたい団体におすすめです。イベントや会費の管理、顧客情報の整理など、基本的な機能をカバーできるサービスも多く提供されています。
ここでは代表的な5つのシステムを比較し、それぞれの特徴を紹介します。
※気になるシステムをクリックすると記事内の紹介部分に飛べます
MiiT+
引用元:MiiT+
MiiT+(ミータス)は、イベントやセミナーの受付や参加者管理を効率化できるクラウド型システムです。申込フォームの作成から、受付状況のリアルタイム確認、参加者リストの自動作成までを一括で行え、運営担当者の事務作業を大幅に削減します。
参加者はスマートフォンから簡単に申し込みができ、決済や領収書発行までオンラインで完了します。当日はQRコードを活用したスムーズなチェックインに対応し、受付時間を短縮しながら混雑緩和にも役立ちます。
利便性の高い環境を整えることで、参加者の満足度向上と集客効率の改善につながる点が大きな特徴です。
項目 | 内容 |
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サービス名 | MiiT+ |
おすすめポイント | イベントやセミナーの申し込み受付から参加者管理、事前決済、 リマインド配信までを一元化でき、運営の手間を大幅に削減可能。 |
費用 | 初期費用:0円 月額費用:0円 システム利用料:8,000円以下 400円(税別)/8,001円以上 決済額の5%(税別) |
サービスURL | https://miitus.jp/ |
会費ペイ
引用元:会費ペイ
会費ペイは、会員管理と決済機能を一体化したクラウド型システムで、会費徴収を効率化できます。フィットネスジムや学習塾、スクール、オンラインコミュニティ、学会など幅広い分野で導入が進み、累計導入実績は10,000件を超えています。
入会申込フォームに入力された情報は自動で会員データとして登録され、そのまま月額請求や入金確認、決済完了通知までを一括で処理できます。
さらに、未納者へのリマインドメールも自動配信されるため、請求や消込業務にかかる手間を大幅に削減可能です。事務負担を軽減しながら、会員対応のスピードと正確性を高められる点が大きな魅力です。
項目 | 内容 |
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サービス名 | 会費ペイ |
おすすめポイント | 入会~請求~催促まで完全自動化。 初期・月額費用無料、従量決済課金のみ。 決済手段多様、freee・LINE・Akerun連携可能。 |
費用 | 初期費用:0円 月額費用:0円(従量課金制) |
サービスURL | https://kaihipay.jp/ |
STORES予約
引用元:STORES予約
STORES予約は、イベント予約と会員情報管理を一括で行えるクラウド型サービスです。日程や定員、参加費を設定するだけで専用のイベントページを簡単に作成でき、オンライン決済やキャンセル処理までスムーズに対応できます。
また、メールやLINEとの連携機能により、リマインド通知やイベント後のフォローも自動化可能です。参加者はスマートフォンから直感的に操作できるため、申込手続きがわかりやすく、利便性の高い体験を提供できます。
項目 | 内容 |
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サービス名 | STORES 予約 |
おすすめポイント | 汎用性高い予約クラウド。事前決済・月謝・回数券一括管理。 LINEミニアプリ・Zoom・Google連携。 無料プランあり。 |
費用 | 初期費用・サポート費用:全プラン0円 月額:フリー 0円、スモール 9,790円、チーム 19,690円、ビジネス 28,600円、エンタープライズ 66,000円(年契約・税込) |
サービスURL | https://stores.fun/reserve |
MOSH
引用元:MOSH
MOSHは、スマートフォンを中心に予約・決済・顧客管理を直感的に操作できるシステムです。イベントやレッスン、ワークショップなど多様なシーンに対応し、申込ページの作成からオンライン決済、当日の参加者確認までを一元的に管理できます。
さらに、LINEやメールによる自動リマインド機能を備えているため、参加率向上にも効果的です。操作はスマートフォンで完結する仕様となっており、主催者も参加者も特別な知識を必要とせず、誰でもスムーズに利用できる点が大きな魅力です。
項目 | 内容 |
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サービス名 | MOSH |
おすすめポイント | スマホ予約・決済・Zoom連携・月額サブスク・会員限定コンテンツ・ 回数券・クーポン・SNS連携などオールインワン対応。 会員向けコンテンツ機能も全プラン提供。 |
費用 | 初期費用・月額費用:0円 決済手数料:3.5%+99円/件 |
サービスURL | https://mosh.jp/ |
HubSpot
引用元:Hubspot
HubSpotは、CRM機能を基盤とした顧客・会員管理に強みを持つクラウド型システムです。会員情報の蓄積や分析だけでなく、メール配信やフォーム作成、チャット機能まで統合されており、マーケティングから会員サポートまで幅広く活用できます。
無料プランでも基本的な会員データ管理やメール配信を利用できるため、まずはコストをかけずに導入を検討したい中小規模の団体や企業に適しています。将来的に必要な機能が増えた場合も、上位プランに拡張することで営業支援や高度なマーケティングオートメーションまでカバー可能です。
項目 | 内容 |
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サービス名 | HubSpot |
おすすめポイント | 名簿管理・営業・サポートを一元化。 自動登録・配信・分析も可能。 外部ツール連携も豊富。 |
費用 | 無料ツール:0円 Professional:96,000円/月 Enterprise:432,000円/月 |
サービスURL | https://www.hubspot.jp/ |
無料と有料の会員管理システムの違い
会員管理システムは、無料版と有料版で機能や利用条件が大きく異なります。
無料版は初期コストを抑えつつ基本的な会員情報管理を始められる点が魅力ですが、登録可能人数や提供される機能に制限があるケースが多いです。一方で有料版は、規模拡大に合わせて拡張できる柔軟性や、セキュリティ・サポート体制の充実が期待できます。
ここでは、無料と有料の会員管理システムの違いを4つの観点から解説します。
- ▼無料と有料の会員管理システムの違い
- 登録可能人数や利用規模の制約
- 機能の範囲(会費管理・イベント管理・CRMなど)
- サポート体制とセキュリティレベル
- 将来的な拡張性
登録可能人数や利用規模の制約
無料の会員管理システムは、主に小規模団体や個人向けに設計されており、登録できる会員数に上限が設けられている場合が多いです。
例えば、数百人程度までしか対応できないケースもあり、会員数が増えると追加料金が発生したり、利用そのものが制限されることもあります。一方、有料版は数千人から数万人規模のデータを扱えるよう最適化されており、大規模団体や成長を見込む組織に向いています。
利用規模が拡大するにつれて、システムの処理速度や安定性も重要になるため、長期的な運営を考える場合は有料版の検討が欠かせません。
機能の範囲(会費管理・イベント管理・CRMなど)
無料の会員管理システムは、会員情報の登録や基本的な検索、簡易的なメール配信といった最低限の機能に絞られていることが多いです。シンプルな管理には十分対応できますが、会費管理やイベント管理、細かい顧客分析などには制限が出やすく、別途ツールを組み合わせる必要が生じます。
一方、有料の会員管理システムでは、会費の自動請求や入金確認、イベント申込の受付から当日のチェックイン管理までをワンストップで行える仕組みが整っています。さらにCRM機能を活用することで、会員の属性や行動履歴をもとにした分析やセグメント配信も可能です。
団体の成長に合わせて機能を拡張したい場合や、運営業務を包括的に効率化したい場合は有料版が適しています。
サポート体制とセキュリティレベル
無料の会員管理システムは、コストを抑えて導入できる反面、サポート体制が限定的な場合が多いです。ヘルプページやFAQで基本的な疑問を解決できても、緊急時の個別対応や専門スタッフによるサポートを受けられないケースが一般的です。
また、セキュリティ面でも無料版は暗号化やアクセス制御といった最低限の対策に留まります。
有料システムは、二段階認証やIP制限、データバックアップなど高度なセキュリティ対策を標準搭載している場合が多く、外部監査を受けているサービスもあります。個人情報を多く扱う団体や、信頼性が重視される組織では、有料版を選ぶことで安心感と安定性を確保できます。
将来的な拡張性
無料の会員管理システムは、導入コストがかからず手軽に始められる反面、機能の拡張や他システムとの連携に限界がある場合が多いです。会員数や取引量が増えると処理速度が低下したり、利用できるストレージが不足したりと、成長に伴って制約が目立つようになります。
一方、有料版は拡張性を重視して設計されており、団体の成長に合わせて機能追加や利用範囲を柔軟に広げられます。例えば、会費管理からスタートし、後にイベント管理やCRM機能を組み合わせるといった段階的な利用が可能です。
長期的に安定した運営を目指す場合は、将来の拡張性を見据えて有料版を選ぶことが賢明です。
有料のおすすめ会員管理システム5選
無料版は手軽に導入できる利点がありますが、会員数の増加や機能拡張を考えると有料版の導入が有効です。
ここでは、有料のおすすめ会員管理システムを5つ紹介します。
シクミネット
引用元:シクミネット
シクミネットは、イベント運営や会費管理、通知配信をまとめて行えるクラウド型の会員管理システムです。会員の基本情報に加えて参加履歴や納付状況を一元的に紐づけられるため、イベント案内から申込受付、決済処理までを効率的に完結できます。
管理画面はシンプルで直感的に操作できる設計となっており、事務担当者だけでなく、高齢の会員やパソコン操作に不慣れなスタッフでも安心して扱える点が大きな特徴です。
これまでに600以上の団体で導入実績があり、NPO法人や協会、地域団体など幅広い分野で活用されています。
項目 | 内容 |
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サービス名 | シクミネット |
おすすめポイント | 会員情報・会費・イベント・メール配信を一画面で一元管理。 直感的UIと代理入力対応あり。 多様な決済手段。 電話・会員問合せサポート対応。 |
費用 | ベーシックプラン:初期費用198,000円(税込)〜、月額36,960円(税込)〜 OB会・同窓会プラン:初期費用55,000円(税込)〜、月額0円〜 |
サービスURL | https://shikuminet.com/ |
スマートコア
引用元:スマートコア
スマートコアは、会員管理とWebサイト運営を一体化して扱えるクラウド型CRMシステムです。会員情報とWeb上での行動データを紐づけることで、個々の興味関心や利用履歴に合わせた情報配信を可能にします。
標準機能として、メール配信やWeb通知に加え、フォーム作成、会員専用ページの運用、イベント管理など幅広い機能を備えている点が特長です。これにより、会員との接点を多面的に管理でき、エンゲージメント向上にも直結します。
クラウド型サービスのため導入や運用の手間が少なく、セキュリティ面も強化されており、権限設定を細かく制御できる点も安心です。
項目 | 内容 |
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サービス名 | スマートコア |
おすすめポイント | 会員管理と会員制サイト(CMS/SNS)をモジュール構成で構築可能。 14,000円(税込15,400円)〜で導入しやすく、機能選択自由。 セキュリティ・サポート体制が充実。 |
費用 | スタンダードプラン:初期費用0円〜、月額14,000円(税込15,400円)〜 |
サービスURL | https://smartcore.jp/ |
Smart Hello
引用元:Smart Hello
Smart Helloは、株式会社システムディが提供するクラウド型の会員管理システムです。業界40年以上の実績と、1,400施設を超える導入事例に基づき、現場での「使いやすさ」を重視したサービス設計がなされています。
主にフィットネスクラブやコワーキングスペースといった、店舗利用を前提とする会員制施設に適しており、多店舗運営にも柔軟に対応できます。
会員情報の一元管理に加えて、利用状況の把握や決済の効率化を支援する機能を備えているため、運営の効率化と会員満足度の向上を同時に実現できるシステムです。
項目 | 内容 |
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サービス名 | Smart Hello |
おすすめポイント | 月額10,000円〜で導入可。 予約・会費・来場管理を一元化。 1,400以上施設で実績。 無人運営・紙なし対応にも強く、多店舗展開にも対応。 |
費用 | 初期100,000円 月額10,000〜30,000円(税抜)プラン別設定 |
サービスURL | https://www.systemd.co.jp/smart_hello/ |
hacomono
引用元:hacomono
hacomonoは、会員管理や予約、決済に加えて、スクール運営や在庫管理まで幅広い業務を一括で扱えるクラウド型サービスです。複数の運営機能を一つのプラットフォームに集約し、日々の業務効率化と運営負担の軽減をサポートします。
入退館管理ではQRコードやスマートロックと連携でき、セルフチェックインにも対応可能です。これにより、24時間営業や無人店舗といった柔軟な運営スタイルを実現できます。フィットネスジムや習い事スクールなど、現場での省力化と顧客体験の向上を両立させたい施設に適したシステムです。
項目 | 内容 |
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サービス名 | hacomono(ハコモノ) |
おすすめポイント | 店舗向け統合クラウドプラットフォーム。 会員管理・予約・決済・入退館・物販を一元化。 セルフチェックイン対応。 LINE・Zoom連携によるコミュニケーション対応。 |
費用 | 初期費用:150,000円(税抜) 月額:35,000円/1店舗(税抜) 各種オプション:クレジットカード決済・口座振替・POS・スクール管理(それぞれ月5,000円〜) |
サービスURL | https://www.hacomono.jp/ |
SPIRAL®
引用元:SPIRAL
SPIRALは、ローコード開発基盤を活用したクラウド型の会員管理システムです。会員情報のデータベース化をはじめ、ログイン機能やマイページ作成、メール配信、アンケート収集などを柔軟に組み合わせ、自社の業務やサービスに最適化した会員サイトやアプリを構築できます。
また、WordPressをはじめとした既存のCMSとも連携しやすく、既存サイトに会員機能のみを追加したい場合にもスムーズに導入可能です。高い拡張性と自由度を備えており、企業や団体が自社仕様の会員管理環境を構築したいときに有力な選択肢となるシステムです。
項目 | 内容 |
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サービス名 | SPIRAL®(スパイラル) |
おすすめポイント | ローコードで会員サイトや業務アプリ構築。 マイページ・フォーム・認証・メール配信・アンケートを柔軟にカスタマイズ可能。 CMS・他システム連携対応。 金融機関採用の強固なセキュリティ。 |
費用 | 初期費用:110,000円(税込) 月額:55,000円〜(税込) 追加ユーザーやAPI連携は従量課金制 |
サービスURL | https://www.spiral-platform.co.jp/ |
会員管理システムを選ぶ際のポイント
会員管理システムを選ぶ際は、単に機能の多さや価格で判断するのではなく、自団体の規模や目的に合っているかどうかが重要です。
ここでは、システム選びで重視すべき3つの観点を解説します。
- ▼会員管理システムを選ぶ際のポイント
- 団体の規模と会員数に合うか
- 必要な機能が揃っているか
- 導入がしやすく運用方法がわかりやすいか
団体の規模と会員数に合うか
システムを選ぶ際は、現在の会員数だけでなく、将来的な拡大に対応できるかを確認することが欠かせません。無料版は数百人規模の小規模団体向けに設計されていることが多く、会員数が増えると利用制限や追加料金が発生します。
一方で、有料版は数千人以上のデータにも対応可能で、大人数の会員を抱える団体でも安定した運用を実現できます。加えて、大規模団体ではデータ処理の速度やアクセス集中時の安定性も重要になります。
長期的な運営を見据え、自団体の規模に適したシステムを選定することで、無駄なコストや再導入のリスクを防ぐことが可能です。
必要な機能が揃っているか
会員管理システムを選定する際は、自団体の業務に必要な機能が標準で備わっているかを確認することが重要です。
例えば、会費の自動請求や入金管理を重視する団体であれば、決済機能が充実しているかが大きな判断基準となります。イベント開催が多い場合は、申込受付から当日のチェックイン管理まで対応できるイベント機能が欠かせません。
導入前に業務フローを整理し、どの機能が必須でどれがあれば便利なのかを明確にしましょう。
導入がしやすく運用方法がわかりやすいか
会員管理システムを選ぶ際には、導入のしやすさと日常的な運用のわかりやすさも重要な基準です。
初期設定が複雑すぎると、運営開始までに多くの時間や労力を費やしてしまい、担当者の負担が大きくなります。また、操作方法が直感的でない場合、事務担当者だけでなく現場スタッフや会員自身も使いづらさを感じ、定着しにくくなるリスクがあります。
一方で、クラウド型サービスは特別なソフトをインストールせずに利用でき、マニュアルやサポートが充実していれば導入負担を大幅に軽減できます。さらに、スマートフォンやタブレットに対応しているシステムであれば、外出先やイベント会場でもスムーズに運用でき、利便性が高まります。
会員管理システムに関するよくある質問
会員管理システムは多くの団体や企業で導入が進んでいますが、初めて検討する際には「無料でどこまで使えるのか」「自作は可能か」「クラウド型とアプリ型のどちらが良いのか」といった疑問を抱くことが多いです。
ここでは、特によく寄せられる質問に答えながら、導入を検討する際の参考になる情報を整理します。
会員管理システムは無料でどこまで使えますか?
無料の会員管理システムは、基本的な会員情報の登録・検索やメール配信、簡易的なイベント申込管理といった機能を中心に提供されている場合が多いです。小規模な団体であれば、無料版でも十分に活用でき、コストをかけずに業務効率化を実現できます。
ただし、会員数に上限があったり、会費決済や詳細な顧客分析といった高度な機能は有料プランに限定されているケースが一般的です。将来的に会員数が増加する見込みがある場合や、業務内容が複雑になる場合は、早めに有料版への移行を見据えて検討することが推奨されます。
会員管理システムは自作できますか?
会員管理システムを自作することは可能ですが、専門的な知識と多くの工数が必要になります。
ExcelやGoogleスプレッドシートを活用して簡易的な管理を行うケースもありますが、会員数が増えるにつれてデータが煩雑になり、情報漏洩や入力ミスのリスクが高まります。また、決済やイベント申込、メール配信など複数の機能を統合するには、システム開発や外部サービスとの連携が不可欠です。
小規模な団体で短期的に利用するなら自作も検討できますが、安定した運用や拡張性を求める場合は既存のシステムを導入するのが現実的といえます。
会員管理システムはクラウド型とアプリ型のどちらが良いですか?
会員管理システムには大きく分けてクラウド型とアプリ型があります。
クラウド型はインターネット環境さえあれば場所を選ばず利用でき、ソフトのインストールも不要で、常に最新の状態で運用できるのが特徴です。導入や保守の負担が少なく、複数拠点からアクセスできるため、会員数が多い団体や遠隔地で運営を行う組織に向いています。
一方、アプリ型(オンプレミス型)は自社サーバーや端末にインストールして利用する仕組みで、カスタマイズ性が高くオフライン環境でも利用可能です。ただし、導入コストや運用負担が大きく、セキュリティ管理も自社の責任で行う必要があります。
近年は利便性や拡張性の高さからクラウド型を選ぶ団体が増えており、特に中小規模の組織には最適といえます。大規模団体でセキュリティや独自要件を重視する場合には、アプリ型を検討するのも一つの選択肢です。
会員管理を効率化したい方へ
まとめ:自団体に合った会員管理システムを選ぼう
本記事では、無料から有料までの会員管理システムを比較し、選び方のポイントを解説しました。
無料版はコストを抑えて基本的な管理を行える一方、会員数や機能に制限があります。有料版は会費徴収の自動化や高度なセキュリティを備え、長期的かつ大規模な運営にも対応可能です。
重要なのは、自団体の規模や目的に合った機能を整理し、最適なシステムを選ぶことです。適切に導入することで業務効率が向上し、会員満足度の向上にもつながります。
会費徴収機能・イベント申込機能・メール配信機能を備えた会員管理システム「シクミネット」を開発・販売するしゅくみねっと株式会社のコラム編集部です。豊富なシステム導入実績に基づいた、会員管理に関する情報を幅広く発信しています。